成田へ引越し・戻る

◆成田へ戻るきっかけ◆

これまで会社の転勤の関係で、横浜に2年3ヶ月、市川に5年9ヶ月と合計8年も成田の家を離れて暮らしていましたが、2019年10月に自宅の成田に戻ってきました

戻った大きな理由は、自宅をリフォームし水回りなどを綺麗にしたのでそこで生活したい気持ちがあったことです。
※参考記事:「自宅のリフォーム」

リフォームしたバスルーム

ただもう1つ理由があって、それは奥さんの友達が横浜や市川にはいないということでした
成田の家は長女が生まれる前の年に作っておりましたので、長女、長男ともに成田の保育園や小学校に通っていた関係上、学校つながりのママ友が成田には多くいたことと、一戸建てであるためお向かいさんやお隣さんとは何かと親しくしておりましたので、成田に住んでいる限りにおいては奥さんとしても色々と話す相手が多くおりました
それが子どもが大きくなってから横浜や市川に引っ越しても、ましてマンションなので新たに友だちを作ることは難しく、私が仕事で家を開けている平日昼間は奥さんは1人で家にいるので用事がない時は寂しいという状況が8年も続いておりました

成田と行っても市川からなら1時間で帰れますので、奥さんは月に1~2回は帰っていましたが、やはり日頃からママ友さんと接することが出来ないというのは寂しいものであったと思います。私は迂闊にもそのあたりに気が回っておらず、奥さんには大変すまなかったと思っております。

加えて直接のきっかけは、成田に家を作ったときから奥さんが特に親しくさせていただいている近所の奥さんが2019年春に突然亡くなったとの通知を受けたことでした。まだ60才少々の若さでしたが病気とのことで、奥さんとしてみれば最も親しく尚且つ年上で色々頼っていた方が突然お亡くなりになったことで相当ショックを受けておりました。

そのため、そろそろ成田に帰りたいとのことでしたので、今回、通勤は遠くなりますが、市川を引き払って成田の自宅に戻ることとしたわけです。
時期はキリのいい所で、2019年10月1日より成田住まいと致しました。

◆久しぶりの成田での生活◆

やはり慣れ親しんだ地元暮らしはいいですね。周囲のことが良く分かっているので生活はとてもしやすいです。
成田空港を頻繁に発着する飛行機を見るのも久しぶりですし、団地の中に公園が多く緑豊かなのも過ごしやすいです。何より奥さんもママ友さんと頻繁に交流出来るようになり、大変喜んでおりますので、帰ってきて良かったとしみじみ思います。
また、長男は成田で就職した関係上、もともと成田の家で1人暮らしをしていたので、これからは奥さんと私を加えて3人暮らしと相成りました。

また車は成田ナンバー、住民票も成田市のままでしたので、従来は各種の手続きで横浜や市川からわざわざ成田まで来ていましたが、これからは市内で出来るのでとても楽になりました。

団地の近所には公園も多数あるし、最近は貯水池周りにテニスコートなどのスポーツ施設が整備されきれいになっていたので、生活における空気のおいしさは最高です。郊外(言い換えればイナカ!)の良さを感じることが出来ます。

初詣も従来は年末年始は成田の家にわざわざ帰省(?)して成田山に行っていましたが、これからは自宅からそのまま成田山へ行けるので楽になりました。

成田山初詣(2024年元日撮影)

何より、一戸建てでの生活は慣れ親しんでいた関係上、とても快適です。ましてリフォームしたばかりですから水回りなどとても快適で嬉しくなるほどです。マンション生活も駅に近いので便利は良く悪くはなかったですが、どうしても生活空間が狭く、一戸建ての広々とした生活はとても快適です

◆通勤◆

成田に引っ越して一番のネックはやはり通勤でした。
市川時代は駅まで徒歩7分程度で、快速電車に乗れば東京駅まで20分という便利のよさがありましたが、成田の自宅からは成田駅まで車を使っても20分程度かかる上に、同じ総務快速線に乗っても東京駅までは1時間15分はかかります。そのため会社までドアツードアでは2時間近くかかるのがネックでした。

ただ、幸いなことに、会社からはグリーン定期の使用が認められたので、総武快速線のグリーン車でゆっくり座って通勤することが出来ました。帰りは、通勤時間帯の成田エクスプレスが千葉駅と成田駅にも停車しますので、それに乗るとこちらもゆっくり座って東京から成田まで50分ほどで帰れましたから良く使いました。
いずれも身体的には楽だったので、この通勤もさほど苦痛ではありませんでした。

JR成田駅

また、これまた偶然というか幸いと言いますか、引っ越して遠距離通勤を始めて半年後の2020年3月より、当時流行しだした新型コロナの対策で、うちの会社は原則テレワーク(在宅勤務)になったので、通勤の必要性はなくなりました
3ヶ月ほどで適宜出社することは認められましたが、それでもテレワークの原則は変わらず会社へ出勤するのは週1~2回で済み、しかも混雑する時間帯の朝や夕方を避けて、10時頃出社、4時頃退社としていたのでかなり楽でした。

結局、定年退職する2023年12月までそのような状況が続きましたので、わざわざ通勤の利便性を考えて市川に住む必要性はなくなったものですから、実にいいタイミングで成田に戻ったものです。
こういう所は、いつも自分は運がいいなあ、と思う点でした。

◆セカンドカーの購入◆

さて、成田に戻ると生活環境はいいですが、やはり交通面では不便なので、車は必需品となります。そのため奥さん専用のセカンドカーを買う必要がありました
どの車にするか検討した結果、以前乗っていたダイハツのムーヴがとても乗りやすかったので購入しました。この車、とても乗りやすくお気に入りになっています。

購入したムーヴ


以上のように、再び成田での生活が始まりました。
思えば成田に家を作ったのは1988年(昭和63年)ですので、もう36年も成田市民でいることになります。今後引っ越す予定はありませんので、成田での生活を引き続きエンジョイしたいと思います。

(2024年10月19日)