自宅のリフォーム

さて話は遡り2014年1月より市川のマンションを借りて住んでいましたが、成田の自宅は空けており、週に一度ほど奥さんが帰って窓を開けて風を通してくれたりしていました。

成田の自宅は建築したのは昭和63年(1988年)であったので、2019年時点ではすでに築30年を過ぎておりました。
ただ三井ホームというしっかりした会社の2X4(ツーバーフォー)工法での注文戸建住宅なので、幸いガタはほとんどありません
今振り返ってみると、やはりしっかりした住宅メーカーを選ぶことは非常に大事であり、三井ホームを選んだのは大正解であったとしみじみ思いました。

これまでメンテナンスで外壁塗装のやり直しや、リビングなどの壁紙張替え、シロアリ対策薬物配布、屋根の塗装などを定期的に実施してきました。しかし内部の設備機器、特にキッチンやお風呂などの水回りの設備が古くなってきたので、今回2019年、思い切ってリフォームすることと致しました。
特にお風呂はバスタブはホーローのため保温性はいいのですが、室内は全面タイル張りのため冬はとても寒く、入るのが憂鬱になるくらいでしたので、最優先で最新のものに変更したいと思っておりました。

リフォーム前のお風呂

工事については近くにある大型DIY店のジョイフル本田に頼むことにし、まずは見に行ってみました。室内設備や外構の専門建屋に行ってみると、さすがはジョイフル本田、システムバスやシステムキッチン、トイレ、洗面台、カーテン、壁紙など豊富にサンプルの実物が置いてあるので、営業の方と色々実物を見ながら相談することが出来ました。

その結果として、リフォームする内容は下記の通りで決めました。

  • 1. お風呂周り:システムバスへの入れ替えと洗面台の交換
  • 2. トイレ:ウオッシュレット最新機器への交換(1階・2階)
  • 3. 壁紙の張替え:玄関吹き抜け&階段ルーム、ベッドルーム

私的にはシステムキッチンも交換して良いと思いましたが、現状のは三井ホームオリジナルのキッチンで扉が本物の木製であり、とても柔らかい雰囲気で使いやすく特に大きなガタも来ていなかったので、奥さんが今のをそのまま継続して使いたいとのことで、今回のリフォーム対象より除外しました。但し、コンロ上の換気扇はフードともども古くなっていたので、そこだけ新品に交換しました。
ちなみにシステムキッチンは、ちょっと良い感じのものは100万円近くするので、ずいぶん高いんだなあ、と驚きました。


一番こだわって慎重に選んだのは、やはりお風呂です。

現在のお風呂はほぼ全てがシステムバスになっており、正直なところビジネスホテルなどで使われている安価で安っぽいものと当初考えましたが、実際に現物を見てみるとそんなことはなく、デザイン、色、装備など、とても進歩していました。ショールームで実際のバスタブに靴を脱いで入ってみると、形状もよくとても気持ちよさそうな感じがしてワクワクしてきます。

いくつかのメーカーを実物を見ながら比較検討した結果、最も良さそうなのはタカラスタンダードのものでした。
ここのは壁面がホーローという金属製になっており、各種備品を磁石で取り付けることが出来、またデザインも良く掃除も楽というのが気に入りました。

具体的な製品の選択のために、船橋にあるタカラスタンダードの展示場まで行って来て、そこで実際の現物を見たり触れたりしながら検討しました。
感心したのは、バスタブやシャワーヘッド、カウンター、壁、床、天井、電灯、備品など、全てについて、その形状や色など完全にカスタマイズ出来ることでした。合わせてバスルーム本体のサイズもかなり細かく指定できるので、現在の自宅の既存バスルームのサイズに合わせて組み込むことが出来ます。我が家のバスルームは1.25坪と広めに作っていましたが、そのサイズにピッタリ合わせることが出来ました。

バスタブはホーロー製が保温性も良く最高級でしたが、特に性能面でそこまで求めることもなく値段も高かったので、肌触りも良くてデザイン的に気に入った人造大理石のバスタブにしました。寸法的にも大きく、身長168cmの私が入っても足を真っ直ぐ伸ばせるのはとても気分が良いものです。
またバスタブに加え、壁や床、天井も含めた色は、明るいベージュ系の色に統一しました。現状の我が家がブルーで暗いイメージがあったのですが、ベージュ系にすると驚くほど室内が明るくなり、とても気分が良くなります。

新しいバスルーム

更には奥さんの要望もあり、風呂場内の天井に温風乾燥機を付けることとしました。これは実際使ってみると、雨の日でも洗濯物を乾かすことが出来る上、冬は暖房、夏は換気で室温を快適に保つことが出来るので、とても便利です。

合わせて、洗面台もタカラスタンダードで現状のものとほぼ同じサイズのものに決めました。

このバスルームユニットと洗面台は見積書を作成してもらい、内容について合意した後、工事業者でもあるジョイフル本田に送ってもらうことにして帰ってきました。


お次はトイレと壁紙ですが、トイレについてはTOTO製のウオッシュレットをジョイフル本田でバーゲンで安く販売していたため、それを2セット購入することとしました。気に入ったのは、人感センサーが付いていて、人が近づくとフタが自動的に開き、いなくなると自動的に閉まるという機能です。これは実際に使ってみると、とても便利ですし、何より便座に直接手で触れなくて良いのが清潔でいいなと思いました。

玄関・階段エリアと寝室の壁紙もその場で決めて来ました。特に玄関・階段エリアは新しい白い壁紙なので、入るととても明るく感じるようになりました。

壁紙を張り替えた玄関・階段エリア


工事2019年6~7月で実施し完了しました。
何よりもお風呂や洗面台、トイレという水回りの交換はとても気分が良く使えます。当時はまだ市川のマンションにおりましたが、毎週週末には自宅に戻り、新しいお風呂などを楽しんでおりました。結構なお金はかかりましたが、思い切ってリフォームして大正解だと思います。

それが1つのきっかけになり、その直後の2019年10月には、約6年住んだ市川のマンションを出て、また自宅に戻ることに相成りました。当時の職場は都内の神田でしたので、成田からの通勤は大変ですが、やはり広い一軒家でリフォームしたばかりの自宅は快適です。それについては別途記述したいと思います。

(2024年9月12日)