皆さんは「歩く広告塔」と言うと何を思い浮かべるだろうか。昔懐かしの体の前後に看板を背負ったサンドイッチマンを想像する方も多いであろう。
私は2年前にゴルフを始めた。クラブは初心者に易しいと評判のキャロウエイで揃えたものである。
ドライバーは当初「C4」、その後何度か買い換えて現在では「ERCフュージョン」を使用している。フェアウエイウッドもずっとキャロウエイの「スチールヘッドⅢ」の5番である。
アイアンは最初は「ビックバーサアイアン」、次に「X-16」。
パターはオデッセイ一本できており、当初は「ホワイトホット#5」、次は「ホワイトホット2ボール」、現在は「DFX#5」である。要するにキャロウエイ一色であったのだ。
こうなるともともとが凝り性の私は、他のグッズもキャロウエイで揃えたくなるのである。
キャディーバッグ、ゴルフバッグ、帽子、グローブ、ボール、果ては傘までキャロウエイで統合し、常にキャロウエイグッズとともに練習場やコースに出没していたのだ。
そこで付いたあだ名が「歩く広告塔」。
そう、キャロウエイの宣伝マンであったのだ。
実はこう言われていることに私は全く気付かず、つい最近言われて知ったのである。しかしこれは事実なので反論することも出来ず、このあだ名を甘んじて受けていたのである。
しかしこの私にもついに異変が起きたのだ。
そう、3月にアイアンをキャロウエイ以外のブランドに買い換えたのである。買ったのはツアーステージの「Z101」。スキルの更なる向上と満足心を満たすにはキャロウエイの易しいアイアンでは限界を悟り、あえて難しそうなアイアンに変えたのである。
(「23.アイアンの買い替え」参照)
買い換えたのはいいが、アイアンと言えば「ゴルフクラブの顔」である。キャロウエイのバッグにツアーステージが入っているのは、いかにもチグハグではないか。
と言うことで今度は早速ツアーステージグッズに買い換え中なのである。
まずはキャディーバッグをホワイトのツアーステージのプロモデルに買い換えた。これはかなり目立ち上手に見えるので、練習場でおかしな玉を打てないという別の意味のプレッシャーも感じている。次には帽子も買い換えツアーステージにした。
更にはアイアンカバーやシューズケースもツアーステージで統合し、ゴルフバッグもツアーステージにしたのである。ボールもキャロウエイは固めであったので、ちょっと柔らかめを探し、現在はツアーステージの新製品「X-01」をお試し中である。
取り敢えず資金の関係でここまで揃えたが、将来はグローブと傘をツアーステージに買い換える予定である。
迷っているのはドライバー。現在の「ERCフュージョン」は結構気に入っており、本来ならツアーステージの「X-DRIVE」シリーズに買い換えなければならないのだが、いかにも難しそうなことに加え高価な道具でもあるので考え中である。フェアウエイウッドも同様である。
いずれにせよ、現在では見える範囲では完全にツアーステージグッズを身にまとい、嬉々として練習場やコースに日夜出没しているのである。「歩く広告塔」と言われるゆえんである。
(2004年6月22日)