テレワークによる体調不調

さて、2020年3月よりうちの会社もテレワークを開始し、原則毎日テレワークとなりましたので、ほぼ終日自宅に籠りっきりになりました。1時間に1回位は息抜きにテレビのニュースを見たり近所を軽く散歩したりしていましたが、やはり運動不足は否めません。
後から分かりましたが、会社へ出社すると、通勤時の移動および会社内での移動で1日6,000歩は歩いておりました!
それがテレワークになった途端、外に出ない日などは1日500歩位しか歩いていないことが分かりました。

これだけではないのでしょうが、この運動不足と終日、同僚と会話したりしないでパソコンとにらめっこの生活が気分転換にならず徐々に健康をむしばんでいったものと思われ、それによる体調不調が色々と出るようになってしまいました。

具体的には、
1.緊張型頭痛の発症(これは今でも続いています)
2.熱中症にかかる(初めての経験)
3.肺炎になる(初めての経験)
4.とどめとして、肺がん(ステージ3)が発見された…これは別項で説明します

後日ニュースなどでテレワーク化により弊害が色々と言われましたが、私の場合もそれに当てはまってしまったということです。

◆緊張型頭痛◆

緊張型頭痛とは、いわゆる頭がズキズキ痛む片頭痛とは異なり、後頭部が重くなったり脳の表面が締め付けられるような感じになり頭がジンジンして、非常に不安が生じ不快になる頭痛のことで、日本人の4割もの人がかかっているとのことです。

私の場合はまさしく頭がジンジンしたり後頭部が重苦しくなる症状が、テレワーク開始4か月の2020年7月より出るようになってしまいました。疲れた時や夕方になると発症し、最初は我慢していましたが、次第にひどくなってきて、ひどいときは夜中に発症すると頭がクラクラして立っていられないこともありました。また、頭がおかしくなるので、このまま死んでしまうのでは、という何とも言えない不安感が襲ってくることもあります。
こうなると水をたくさんのんだり深呼吸したりして30分ほどじっとしていれば収まるのですが、その間と結構つらいものです。

ある時の夜に発症した時はあまりに頭がクラクラしたので、奥さんに頼んで市内の病院の救急センターへ運んでもらいました。その時は緊張緩和の薬をもらって治るのですが、その後もほぼ毎日症状の重い軽いはあるとしても発症するので、根本的に何が悪いのか見てもらうことし、頭痛専門の医院を探してみました。

最初は成田市内で探しましたが、どこも評判がいまいちだったので、範囲を拡大して探した所、以前住んでいた市川市にとても評判の良い頭痛専門のクリニックがあったので行ってきました。
「いちかわ内科脳神経内科」というクリニックで車で1時間程度かけて通いました。

いちかわ内科脳神経内科

「いちかわ内科脳神経内科」は親子で経営しているようで、息子さんが院長、お父さんが副院長となっているようでした。お2人ともとても親切丁寧に診断してくれますし、看護師さんや事務の方もとても丁寧な対応ですので、評判が良い理由が分かります。また、薬屋さんも同じ敷地の隣にありますから便利です。市川近辺で頭痛などで悩んでいる方は、このクリニックをお勧めします。


さてクリニックでの診断は「緊張型頭痛」でした。
私の場合は、ストレスに加えテレワークでパソコンを長時間扱うこと、運動不足によることにより、肩と首の筋肉が硬くなり(緊張し)、それにより脳へ通る神経が圧迫されて頭が重くなったりジンジンしたりするということでした。

対応としては、筋肉の緊張を緩和する薬(私の場合は「デパス」という薬です)を適宜飲むことで頭痛を予防、もしくは抑制することが出来ます。並行して肩をほぐす体操をしたり散歩やゴルフの練習の頻度を増やして運動を意識的に行なうこと、更には脳への血流を良くするために毎日意識的に水を2L以上飲むこと、といった対応を取っています。

私は「いちかわ内科脳神経内科」には月2回のペースで半年ほど通いましたが、後述の肺がん発症により成田の自宅近くの「国際医療福祉大学成田病院」に通うことになりましたので、頭痛についてもここの脳神経内科に紹介状を書いてもらい移りました。

今でも同じデパスによる対応をしていますが、発症から4年半経過した現状でも治っておらず、薬は手放せません。
この「緊張型頭痛」、本当にやっかいな病気にかかってしまいました。
薬さえ飲んでいれば問題なく日常生活にも支障はないのですが、早く治らないかなあ、といつも思っています。

◆熱中症◆

お次は熱中症です。これも同じ2020年8月のこと、コロナが一時的に落ち着き外出規制が緩和されたので、家族で久し振りのドライブで箱根へ行きました。芦ノ湖畔に着いて、駒ヶ岳のロープウエイに乗り山の上を散歩しました。標高は1000m程度ですので大して高くはないですが、下界よりは涼しく、また芦ノ湖畔の景色が良く見えていい所でした。

駒ヶ岳より見下ろした芦ノ湖

私は写真を撮りながら歩いていましたが家族はさっさと先に歩いていました。山頂に神社がありそこへ緩やかな階段があるので、家族に追いつくために走って駆け上がりましたが、登った所でゼイゼイしとても苦しくなってしまいました。運動不足で走ったせいでしょうが、それにしてもものすごく苦しく呼吸困難な感じになり、ベンチに座り込んで5分位ゼイゼイしてしまいました。
こんなことは初めての経験でしたが、これも後で説明する肺炎などにより肺が弱っていた影響だったのかもしれません。

山頂の神社へ向かう登り道

しばらくして回復したので、更に周囲を散策し、またロープウエイで下まで降りてきました。

問題は、ロープウエイから降りた直後からです。下界はやはり暑いなあ、と思った所、ほどなく頭がクラクラしてきました。
「あれ?おかしいな」と思いながら近くのベンチに座っていたら、今度は汗がダラダラと大量に出てきます。頭のクラクラは更にひどくなってきました。
これはヤバイな、と思いながらポカリスエットを買ってがぶ飲みしましたが一向に良くなりません。緊張型頭痛なのかな、と思い薬を飲み様子を見ましたが、良くなる傾向は見られません。

これはきっと暑さにやられた熱中症か、と思い、這うようにしながら車に戻り、エアコンで強く冷やしながら水を大量に飲み横になっていました。とても苦しかったのですが徐々に楽になってきて、1時間ほどしたらだいぶ回復したので、そのまま帰ってきました。

後から思うと間違いなく熱中症だったと思います。これも初めての経験でした。幸いその後は暑い中でゴルフをしたりしても熱中症にはかかっておりませんので、恐らくその頃は相当に体力的に弱っていたものと思われます。

◆肺炎◆

これまで立て続けに緊張型頭痛や熱中症にかかってしまいましたが、今度は肺炎を発症してしまいました。

2020年9月初めの頃、夜に急に38度以上の熱が出たので、市内の病院の発熱外来に行きました。
新型コロナの疑いもあるのでPCR検査をした所、陰性だったのでコロナではないと分かり一安心。ではなぜ発熱したかということで念のために、として肺のCTを撮った所、肺が真っ白に映っていました。何と肺炎にかかっていました!

いや、これには驚き、肺炎にかかるような行動もなければ前兆もなく突然でした。
結局、抗生物質をもらい、1週間飲んでいたら治ってしまいました。

変な副作用が出るなど悪化しなかったことは不幸中の幸いでした。

◆肺がん◆

テレワークによる体力不足の影響と思われる病気に立て続けにかかりましたが、とどめは翌年2021年2月人間ドックで肺がんにかかっていることが判明しました!
これについては長くなるので、別項で説明します。

(2025年2月11日)