我が家の近くに,白鳥の餌付けに成功し毎年白鳥が大挙して飛来する場所があることは,以前より知っていました。
そこは,千葉県印旛郡本埜村(もとのむら)で,JR成田線の安食駅からほど近い所です。ここでの白鳥はまだ見たことがなかったので,天気のいい土曜日の昼ごろに見に行ってきました。
正確な場所は,地図上でJR安食駅と本埜村役場を直線で引いた,ちょうどその中間点あたりになります。周囲は広い田んぼになっており,その一角に水をたたえて,そこに白鳥が集まるとのことでした。年々増加し,多いときは1000羽ほども集まるようなので,楽しみにして行きました。
カーナビ便りに走ります。安食駅前を抜け田んぼエリアに入ると,周囲は一面広~い田んぼです。その所々に「白鳥」と書かれた小さな看板があるので,何とか近くまで行くことが出来ました。近くの農道は結構広く作られており,左側に車を止めることが出来るようになっています。早速車を止めて歩きますが,白鳥で有名な割には止まっている車は数台しかなく,ちょっと気になりました。(その理由はすぐに分かったのですが)
入口の農道に車を止めます
田んぼの中を歩いてゆくと,先の方に広い貯水池が見えます。そこは白鳥が来るようになってから田んぼの1つをつぶして貯水池にしたそうです。楽しみにしながら近くまで行きますが,意外と人は来ていません。事前にWEBで調べたら,かなりの人が見に来ているはずですが・・・。そう思いながら近づいてゆきますが,どうも白鳥の姿が見えません。
手前にあるテントの前に集まっているのかな,などと考えながら貯水池の前まで来ました。
先に広がる貯水池
貯水池は思った以上に広い池です。しかし肝心の白鳥はどこにも見えず,遠くにカモが数羽泳いでいるだけです。
どうしたんだろう?と思っていたら,近くで売店をやっている人が「白鳥はさっき,食事に飛び立っていってしまったよ。」と言うではありませんか!
そうなんです,白鳥はここで食事するのではなく,どこか別の場所にエサを求めて出かけてゆくらしいのです。せっかくここまで来たのに,,,。待っていれば戻ってくるのでしょうが,今日は風も強くとても寒いので,あきらめて帰ることにしました。道理で人がいないはずです。
白鳥のいない貯水池
貯水池の前には,白鳥の郷と書かれた看板や,子供たちのメッセージが書かれた書いた縦看板がありましたが,肝心の白鳥がいないのではがっかりです。
今度また昼食時間を避けて来てみたいと思います。
白鳥の郷の看板
子供たちのメッセージ
(2008年2月17日)