2009年 初詣 (成田山)

毎年恒例の初詣ですが,いつもは千葉県内のあちこちのお寺や神社を探して行っていました。
成田市民の私にとっては成田山が最も身近ですが,ここは明治神宮に次いで全国第二位の初詣客が集まる名所,毎年300万人近くが集まるので,その混雑を考えるにとても怖くて,これまで初詣には行ったことがありませんでした。
しかし良く考えたら,大晦日の除夜の鐘を聞いて夜中にお参りする人はたくさんいるのでしょうが,元日の朝早く行けば既に大半の人は帰宅しており,すいているのではないだろうかと思い,朝7時に行ってみることにしました。

車で成田山に向かいますが,近くの国道51号線が渋滞しています。見ると皆,成田山の駐車場へ向かう車の列でした!
朝早ければガラガラにすいているというのは大きな誤解で,やはり成田山は混雑しているようです。駐車場待ちは1時間以上もかかりそうなので,仕方なく成田駅近くの一般駐車場へ車を止め,そこから15分ほど歩いていきました。

さて寒い中歩いていきようやく山門へたどり着きました。この山門は昨年より工事をしていましたが,見ると綺麗に完成しており立派な山門となっていました。人は予想以上にたくさんいますが,テレビで見るような大混雑ではないので一安心。人ごみに沿って歩いてゆきます。

新しく完成した山門

境内に出ると広いせいか,さほど混雑している印象はありません。通常の休日より少し人が多いくらいでしょうか。やはり元日とは言え,朝早い時間に来たのは正解のようです。

境内

本堂

拝んだ内容はいつもながらで,「今年も良い年になりますように」。お賽銭はいつもは100円ですが,今年は奮発して200円も入れました! 本当に良い年になってもらいたいものです。
三重塔の下ではお札やお守りを売っていました。

三重塔

意外と混雑していない境内

さて寒いので早々に引き上げます。帰りはまた駐車場まで歩きます。
この道路は電車道と言われていて,昔,本当に成田から隣町の宗吾参道まで電車が走っていたようです。途中2箇所レンガのトンネルがあるのは,電車用のトンネルだったらしいです。いつもは車で何気なく走っている道を,たまに歩いてみると面白い発見があるものです。

電車道のレンガのトンネル

(2009年1月2日)