〈2007年11月24日〉
さて昭和記念公園に行った翌週は,都内の六義園(りくぎえん)の紅葉を見に行きました。この公園,まだ来たことがなかったのですが紅葉が見事との評判なので行ってみました。ここは以前見た旧古河庭園からすぐ近い場所の,東京の駒込にあります。徳川5代将軍 徳川綱吉の使用人である柳川吉保の下屋敷に、吉保自らが、和歌の世界を庭園で表現しようと設計、開園させたものです。
六義園入口
さすがに紅葉シーズンということもあり,人がたくさんいました。入って正面に大きな池が見え,その手前にはいくつかモミジがありましたが,一部は太陽の光が透けて見えてとても綺麗でした。
大きな池
光が透けているモミジ
池の周りをブラブラ歩くと,周囲には赤く染まったモミジが多くあります。今日はちょうど見頃なのでしょうか。赤い色がとても綺麗です。日本庭園らしく,ススキもあり秋の風情を感じることが出来ます。
赤い紅葉
その先には渡月橋(とげつきょう)という小さな橋がかかっており,その下にはお約束(?)の鯉とカモがいました。
更に進むと休憩所があり,その周囲も紅葉で囲まれていて,とてもいい感じでした。
渡月橋
休憩所と紅葉
このあとはゆっくりと池の周りをぐるりと回り,帰りました。
初めて行った六義園ですが,確かに評判通り素晴らしい日本庭園でした。
しかし,それにしても人が多すぎる・・・。季節をはずした時に,純粋な日本庭園の美しさを楽しみに来るのが良いでしょう。
人の行列
(2007年11月24日)