家と家具の取り扱い

シンガポールに駐在する場合にはたいてい3~5年は駐在することになるでしょう。その場合、持ち家がある方は家の扱いを決めなければなりません。

もし抵抗なければ不動産屋さんに仲介してもらい人に貸すのが一般的かと思います。私の場合は自宅を日本に残しておいて帰国した際に使えるようにと思い、あえて空き家にしています。(自宅が成田空港のすぐ近くということもあります)

いずれにせよ家具をどうするかが問題です。
こちらのコンドミニアムには基本的に家具や電化製品は全て揃っていますので、日本からわざわざ持ち込む必要は全くありません。
よって通常はソファー、テーブル、サイドボードなどの家具は、どこか物流業者さんの倉庫を借りてそこに保管しておくのが一般的です。

悩ましいのが電化製品です。聞いた所では電化製品は2~3年使用しないとダメになってしまうようです。よってすぐに帰国するのでなければ、もったいないですが人にあげるか廃棄処分することになります。帰国後に新品に買い換えるわけです。お金がかかりますがたいていの会社はそれも含めての赴任・帰任手当てが出るかと思いますので、それを使うことになります。困るのはエアコンです。こればかりは高額なので簡単に廃棄して買い換えるのは抵抗があります。よって帰国時に無事に動くことを祈るばかりです。

ちなみに我が家は先に言いました通り、現在は空き家にしています。
 1)家具は貸し倉庫に預けてあります : ソファー、テーブル、子供の机など。
 2)大型家具のグランドピアノはそのまま家に置いてあります。
 3)テレビ、洗濯機、冷蔵庫などの電化製品は廃棄処分しました。
 4)カーテン、照明はそのままにしてあります。
 5)定期的に換気をする為、近所の親しくしている人にお願いして1週間に1度換気しています。
 6)電気、ガス、電話は全て止めてあります。

このあたりは駐在経験のある方にノウハウ聞いておくのがいいでしょう。

(2004年3月31日)