〈2008年6月1日〉
今年は5月のGWからずっと休日は天気が悪かったのですが,6月に入った休日,ようやくいい天気になったので,久しぶりに富士山のふもとにある忍野八海へ行ってみました。天気のいい中での快適なドライブで,中央道ルートで行ってみました。
大月から分岐し河口湖の方に向かいます。すると途中で正面に雄大な富士山が見えてきました。ちょっと雲が多いのですが綺麗だったので,高速道のバス停に車を止めて写真を撮りました。
中央道より見る雄大な富士山
ほどなく河口湖のICに着いたので,そこから一般道を忍野八海に向かい走ります。
忍野八海は、富士山からの伏流水に水源を発するといわれる八つの湧水池(湧池、出口池、お釜池、濁池、鏡池、菖蒲池、底抜池、銚子池)から構成されています。水の透明度は抜群で,全国名水百選に指定され,国の天然記念物にもなっています。場所は富士山の東側,河口湖と山中湖の中間あたりになります。
忍野八海入口
さて近くのお土産屋さんに車を止め歩いてゆきます。別のお土産屋さんの脇を通ると入り口です。
入ってすぐ目に付くのは「富士山の雪どけ水」です。湧き水なので触ってみるととても冷たく感じます。
富士山の雪どけ水
その前にあるのが湧池です。とても透明な池で底まで良く見え,泳ぐ魚もはっきり見えます。
透明な湧池
魚の姿もはっきり
湧池の向かいにあるのが,鏡池です。この池の端には水車があり,池の向かいにはお土産屋さんがあります。結構大きい池で,忍野八海らしい池です。この頃には曇っていましたが,晴れたら逆さ富士がくっきり写る池です。
鏡池
お土産屋さんに入ると,そこから鏡池の中に,更に小さく深い池があります。これはとても透明で,かなり深いですが底まではっきり見ることが出来ます。このあたりのお土産屋さんの軒先には,とうもろこしがたくさん提げられていましたのが印象に残ります。
深くて透明度の高い小さな池
鏡池の向こうには水車があります。これは実際に水を受けて回っています。近くで見ると,なかなか迫力あるものです。
水車
さて今度は更に奥の方に歩いてゆきます。
途中には,また使われていない水車小屋があったりして,結構風情があります。小川に沿って歩きますが,小川の水も透明で,とても綺麗です。
使われていない水車小屋
透明な小川
少し歩くと「はっかいばし」という木製の小さな橋があります。このあたりで,2つの小川が合流しています。水はとても透明できれいです。川沿いには散策する歩道があり,家族連れの人達がたくさん歩いていました。
はっかいばし
合流する小川
橋を渡った奥にはお釜池があります。これは小さい池ですが,やはりとても透明で魚も泳いでいます。入口には水車の飾りがあるからすぐ分かります。
お釜池の入口
透明なお釜池
ここで引き返します。先ほどの小川の始まりのあたりには民宿が1軒あります。たまにはこういう民宿に泊まってのんびりしたいものです。ここで忍野八海から引き揚げです。久しぶりの忍野八海,相変わらずとても透明な池,小川に感動しました。ここは本当にお勧めの場所です。
さて,帰りは山中湖を通りそこから富士山を見てみようと思いました。
山中湖も大きな綺麗な湖ですが,残念ながらこの頃には曇っており,富士山を見ることは出来ませんでした。先の展望台まであがってみましたが同様です。もし晴れていれば,山中湖,展望台から見る富士山は雄大で感動するのですが残念でした。
次回,晴れた時にまた来てみたいと思います。
山中湖 曇っていて富士山は見えなかった
(2008年8月10日)