日本に戻ってからもやることはたくさんあります。シンガポールにいる間に出来ることは、どんどんやっておいた方が後が楽です。また、帰国後すぐにないと不便なものなども、帰国前に用意しておいたらいいと思います。しかし役所関係手続きは帰国後でないと出来ませんので、ここでは必要に応じてやっておいたらいいことを説明します。
- 自動車の購入
- 私の場合は実用だけでなく趣味でも車が好きなので、帰国後すぐに乗りたいと思っていました。以前はホンダのストリーム(このHPのペンネームです)に乗っていたのですがあれから4年経過してストリームも古くなっていたので、今回は奮発して同じホンダの一回り大きいミニバンであるオデッセイを買うことにしました。そこで以前付き合っていたホンダのセールスマンのH氏に電話し、具体的契約について手続きを進めることにしました。
聞いたらオデッセイは人気車なので、帰国後発注したら1ヶ月以上は待つとのこと。これではすぐどころか、3月末帰国の私には、最悪ゴールデンウイークに車なし、となってしまいます。何とかシンガポールで契約出来ないか相談したら「信用取引」としてFAXで注文書を送ってくれればそれで先行手配してくれる、となったので、そうしました。
モデル、オプションはカタログを Air Mail で送ってもらいつつWEBでも調べて決めました。流石に実車を一度も見ないで買うのも抵抗あったので、それはシンガポールにあるホンダのディーラーへ行って現物を見ておきました。その場合、セールスマンに「冷やかしでごめんネ」と断っておくのは礼儀ですね。一番問題の値引き交渉はH氏と電話やFAXで精力的にやりました。
そうして帰国1ヶ月前には手配しましたので、帰国時には車は用意出来ていました。あとは印鑑証明などを即刻市役所でとり、登録手続きを行なうだけでしたので、帰国5日目には車が手元に来ました。 - 日本のクレジットカードの使用可否確認
- これもすぐに使えないと不便ですから、事前に確認しておきました。住所、引落し銀行口座など。
訂正必要なところは、シンガポールからWEBを通じて訂正することが可能です。 - ETCカードの作成
- ETCとは日本における高速道路料金自動支払いシステムのことで、これがあれば料金所で止まらなくても自動的に料金を支払ってくれるので非常に便利なものです。車本体にはETC受信機を取り付けてありますので、合わせて受信用のカードを手配する必要がありました。これは現在日本で使用しているカード会社と同じ会社で作成すれば、自動的に請求がクレジットカードにきますので便利です。
この申込もカード会社のWEBから出来ました。本当に便利な世の中になったものです。カードの送付先は自宅には誰もいないので、同じ千葉県内の奥さんの実家あてに送ってもらうようにしました。 - 日本での車の任意保険加入
- 私の場合は日本での任意保険は会社の団体保険に入っていました。
シンガポールに来る時に休止状態にしておきましたので、これをそのまま再開すればいいのです。ただし車が変わったので新しい車検証を保険会社に送る必要があります。これは車のディーラーに頼んでFAXで登録後すぐに送ってもらいました。 - 日本の自宅のインターネット接続手配
- 帰国後すぐにパソコンを使いたかったので、先にプロバイダへの申込をしておきました。
私の場合は Nifty ですが、これに限らず申込はシンガポールからもWEBで可能です。今回は速さを求め、光ファイバー(Bフレッツ)を申し込みました。実際の工事などは帰国後、NTT東日本が行なうことになります。これは帰国後に連絡が来るので、そこから工事日程を決めます。ブロードバンドが接続されるまでの期間は、電話回線を使ったダイヤルアップ接続で我慢することになります。
(しかし非常に遅い!)
ちなみにこの時期は光ファイバー申込が殺到しており非常に混んでいるとのことで、何と工事まで2ヶ月待ちと相成りました。 - 日本での新しいメールアドレスの取得
- 先に話した通り、シンガポールNTTIは解約後すぐにメールアドレスが無効になってしまうので、平行して日本でのメールアドレスを取得し、友人などに連絡しておく必要があります。これは上記のプロバイダ申込の時に合わせて取得出来ますので、特別なことをする必要はありません。
- 日本で倉庫に預けた家具の引取日程予約
- 私のように家具を倉庫に預ける人も多いと思います。この場合も年度代わりの時期は非常に混雑するので、引き取り日は早めに予約しておくのがいいでしょう。私の場合は、帰国翌日に引き取りをしました。
(2005年5月15日)