柴又帝釈天(東京)

〈2007年4月29日〉

今年のGW(ゴールデンウイーク)も大型連休で,うちの会社の場合,4/28(土)~5/6(日)まで9連休となりました。
特に旅行などの計画はありませんでしたが,家でごろごろしているのも勿体無いと思い,4月29日に思い立って,映画の寅さんで有名な柴又帝釈天へ行ってみることにしました。千葉県からだと,東京都に入ってすぐ,江戸川沿いなので,1時間もしないで行くことが出来ます。

車で行きましたが,京葉道路をおりて帝釈天に向かう道は狭く,周囲は家がゴミゴミと立ち並びます。
いかにも昔からの下町という雰囲気でした。
帝釈天近くで車を止めて,まず京成電鉄の柴又駅へ行ってみました。この駅は意外と小さかったのですが,駅前には寅さんの銅像があったりして,観光地の雰囲気です。多くの人が銅像の前で記念写真を撮影していました。そこからいよいよ参道に向かって歩いてみます。

寅さんの銅像が立っている京成電鉄の柴又駅

駅前を左手方向へ進むと参道方面です。
狭くてゴチャゴチャした道を歩くと,ほどなく右側に「渥美清 寄贈 の常夜燈」というのがあります。
その前を過ぎると,帝釈天参道の入り口が見えてきました。

渥美清 寄贈 の常夜燈

帝釈天参道の入り口

参道は意外と狭い感じを受けました。寅さんの映画で見た印象はもっ広い道でしたが,あれは参道での撮影ではなかったかもしれません。両側には多くの店が立ち並んでいます。気づいたのですが,なぜかうなぎ屋さんが多くありました。このあたりは,うなぎで有名なのでしょうか?
また,参道入り口あたりに,「帝釈天王安置」と書かれた大きな石碑もありました。

参道入り口付近

ほどなくバス通りを渡り,本格的な(?)参道に入ります。
こちらも相変わらず狭いですが,なぜか明るい雰囲気になります。両側には,だんご,せんべい,くず餅など多くの種類の店が並んでいます。やはり人通りも多く,大変賑わっていました。これらの店を見ながらぶらぶらと歩いていると,あっと言う間に帝釈天の山門が見えてきてしまいました。
ここの参道は浅草の仲見世のような規模をイメージしていると,ちょっと短いのです。

賑わう参道

山門をくぐるとすぐ正面に本堂が見えます。これが初めて見る帝釈天かあ,と,ちょっぴり感動しながら中を見ます。このあたり,日差しを遮るものがないのでとても暑かったですが,ゆっくり中を歩いてみました。

山門

本堂

境内は意外と広く,多くの人がいました。本堂では一応お賽銭をあげて拝んできました。隣接するお堂には中に入れるようですが,今回はパスし,周囲の写真を撮影するにとどめました。

広い境内

しばらくここにいましたが,今日は結構暑かったのでもう帰ることにしました。
近くには矢切の渡しもありましたが,疲れたので見に行きませんでした。次回来るときはそこも見て行きたいと思います。

(2007年5月18日)