蔵の町 喜多方(福島)

〈2010年5月3日〉

これまで会津若松は何度も訪問しましたが、そのすぐ北にある喜多方はまだ行ったことがありません。
喜多方は「喜多方ラーメン」で有名、なおかつ蔵の町として古い街並みがあるということなので車を走らせます。塔のへつりからは会津若松を抜けて1時間ちょっとの場所になります。

会津若松から喜多方へ向かう国道は、すでに午後になっていたため結構渋滞していましたが、カーナビで渋滞回避したおかげで、さほど混むことなく無事に到着しました。
街の中心部に入ると、あちこちに喜多方ラーメンの店がありますが、どこもかしこも人が大勢並んでいます!
少なくとも1軒当たり10人以上は並んでいるため本日は喜多方ラーメンを食べるのは諦め、普通のファミレスで昼食を取りました。やはりこうした名物・観光地へ来る場合は混雑しない朝から来ることが大事です。

さて遅い昼食後はいよいよ蔵を見に行きます。事前に調べたら喜多方には蔵が2600軒も残っているそうです。
その中で喜多方の北西部の集落である「三津谷集落」と「杉山集落」へ行ってみました

「三津谷集落」には蔵は5軒しかありませんが、ドイツ人鉱山技師が設計した珍しいレンガ造りの蔵があります。全てが若菜家の資産のようで入場料を支払って中に入ることも出来ますが、今回は外から見るにとどめました。GW中にかかわらず見に来ているのは我々ともう1組なので、ゆっくり見ることが出来ます。とても静かな所で、猫がのんびり道を歩いているのがご愛嬌でした。

三津谷集落のレンガ蔵

猫がのんびり歩いていました

続いて三津谷集落のすぐ近くの「杉山集落」へ行ってみます。
通りには杉山集落の案内板があり「杉山の土蔵」と書いてあるのですぐ分かります。

「杉山の土蔵」の案内看板

ここは三津谷集落より少し大きく20軒ほどの家がかたまっています。行ってみると実際に人が住んでいるので写真を撮るのが気が引けますが、見事な蔵が道路の両側に並んでいます。かなり古い蔵もあり現在でも使っているようで、ちょっぴり感動です。

立ち並ぶ杉山集落の蔵

杉山集落の見事な蔵の写真を並べます。

いや、素晴らしかったです。
ここは喜多方北部に車で10分くらいのところですが、あまり有名ではないせいか人がほとんどいなくて、ゆっくり見ることが出来ます。但し実際に人が住んでいるので、騒いだりしないように気をつけて下さい。一度近くにきたら是非見ることをお勧めします。

(2010年5月3日)