シンガポール赴任1年経過

早いものでシンガポールに来てからもう1年が経過しました。

赴任したのは昨年2001年6月20日。とりあえず子供は実家に預けて奥さんと2人でシンガポールに来て、コンドミニアムが決まるまでの2週間、ホテル暮らしをしていました。
そのホテルはブギスにあるALLSON HOTELです。

当初滞在した ALLSON HOTEL

最初はまだ車がなかったので、翌日からMRTに乗って会社まで通いました。
初めての海外駐在ということで期待半分・不安半分。そういう気持ちを分かってくれたのか、毎朝奥さんはMRTの改札まで一緒に歩いてきて見送りをしてくれたものです。手をつないで歩いたりして久し振りの新婚気分でした。
(シンガポールでは手をつないで歩くのは一般的です)

あの頃はまず言葉が分からず苦労しましたが、1年たった今は何とか少しは理解出来るようになり、とりあえずの会話はこなせるようになりました。

1年と言うと長いようで終わって見ると早いものです。当初はシンガポールの全てが新鮮でしたが、流石に最近はすっかりこの街になついてきています。
色んな人種が混在しているところ、非常に綺麗な街並み、英語と中国語での会話のやりとり、毎日が夏であること、本当に慣れてきましたね。
一方、日本がまた恋しくなってきたのも事実。この2月に帰国して以来もう4ヶ月も帰っていないのですから。でもこの4月より家族を呼び寄せましたので、いわゆるホームシックにかかっているわけではなく、賑やかな楽しい毎日を過ごしています。

当初感動した高層ビル群

日本にいる時は車いじりとパチンコばかりしていましたが、こちらに来てからはそういう楽しみもなく、パソコンやカメラいじりとゴルフが趣味になりました。やはり環境が変わるとやることも変わる(変わらざるを得ない?)ようです。
(今の方が健康的でいいかも??)

シンガポールには恐らくあと2年はいることでしょう。
将来日本に帰ってからも「ああ、シンガポールでの生活は楽しかったな。」と思えるようになりたいものです。
きっと私の人生にとって非常にいい思い出になるはずです。

綺麗な植物園の風景

(2024年2月15日追記)
結局シンガポールには3年9ヶ月いました。帰国して20年近く経過した今でも、いつも「シンガポールは良かったな、また行きたいな」と思っています。それほど素晴らしい体験をさせていただきました。

(2002年7月1日)