家族の呼び寄せ

私はシンガポールに昨年2001年6月21日より赴任しましたが、以降しばらくは単身赴任を続けていました。
海外での単身赴任は食事の問題のみならず精神的に疲弊することが多かったと思います。
特に会社終了後にほぼ毎日買い物に行かなければならないことが一方では楽しみでありつつ、実際には結構負担になっていました。

平日の夜にデパートにいますと単身赴任の方を結構多く見ます。
私の場合は会社の帰りに「大丸/リャンコート店」に行き、
 ①まず3階の紀伊国屋で日本語雑誌・週刊誌等を購入し、
 ②次に地下でビールやコーヒー、カップラーメン等の買い物をし、
 ③最後に同じ地下にある日本のお弁当屋さんに立ち寄って今夜のご飯を買う。
そして帰るパターンでしたが、同じパターンの方を良く見受けました。
(2004年6月16日追記)
この「大丸」は、2003年4月よりシンガポールより撤退し、リャンコート店地下街は「明治屋」に変わりました。紀伊国屋はそのまま残っています。

このような生活を赴任以来9ヶ月続けましたがこの2002年3月28日にようやく家族を日本より呼び寄せることが出来ました。
妻と子供2人です。

夕方シンガポールに到着するJAL便で来たので、会社を早退して空港まで迎えに行きました。
出口より家族が出てきた時は、やはり嬉しかったですねえ。良く来たな、という感じで。
今回呼んだのは、4月よりちょうど学校の学年の変わり目ですし、しかも上の子は中学進級なのでいいタイミングと思ったのです。

学校は日本人学校に行かせます。現在手続き中ですが結構面倒くさいものがあります。
手続きとしてやらなければならないことは色々あります。
 (1)日本人会への入会・・・日本人学校へ通うための条件です。
 (2)日本人学校への入学願書の提出と通学バスの予約。
 (3)日本大使館への在留届の提出。
 (4)会社の総務への各種届け。 などなど。
細かいところでは家族用のMRTの乗車カードを買い揃えたり(大人用と子供用)、生活用品のこまごましたものを揃えたり、日本から送った荷物(船便と航空便、ダンボール30箱以上ありました!)を受け取ったり、やることはたくさんあります。

長女の中学校は西部のクレメンティ、長男の小学校は空港近くのチャンギになります。
家から距離はありますがスクールバスによる送り迎えがありますので不便はありません。

日本人中学校

日本人小学校チャンギ校

子供たちにとっては初めての転校、しかも海外ということでずいぶん抵抗があったと思いますが、きっとすぐ友達が出来るでしょうからあまり心配はしていません。早く慣れてくれればいいな、と思っています。

家族と同居することになり従来のように自分の時間はほとんど取れなくなってしまいましたが、毎日賑やかなので、まあいいか、と思っています。
合い間を見ながらこのホームページも着実に作成してゆくつもりです。

(2002年4月8日)