私はこれまで日本にいる時はゴルフは一切やっていませんでした。
何よりお金がかかるのと休日が一日つぶれてしまうことを考えると、好きなパチンコを一日中やっていた方が良かったのです。そのため周りの勧めも随分ありましたが、ずっと断り続けてきました。

ビンタン島のゴルフ場
こちらの日本人の人はほとんど皆ゴルフをしています。
その理由は簡単で、日本のように遊ぶ場所が限られていることもありますが、
何と言っても安いのです。シンガポール島内はそれでも高く1回S$200〜300(1万4千円〜2万1千円)くらいでしょうか。そのため大半の人はお隣のマレーシアやインドネシアのビンタン島、バタム島へ行きます。

マレーシアの場合は車で1時間で行けるジョホール・バル近辺にコースが集中しており、ビンタン島・バタム島は同じくフェリーで1時間弱で行けます。しかも料金はシンガポールより更に安く、1回当たり交通費も含めS$150(約1万円)もあれば充分です。
そのため時間の制約さえなければ
毎週ゴルフを楽しむことが出来ます。日本では考えられないことです。

新しく揃えたクラブとバック
新しく揃えたクラブとバック
私がシンガポールに赴任してからも相変わらず回りからゴルフを勧められました。で、同じように断り続けていましたが、こちらの誘いは日本以上に強烈で、赴任からず〜っとほとんど毎日誘われており、9ヶ月経過した2002年3月にとうとう断りきれなくなってゴルフを始めることに相成りました

まずは道具を揃えることから始めました。
全くの初心者なので新品はもったいない、ということで、
チャイナタウンの横にある中古ショップで買いました。
揃えたのは、ウッドはドライバー1本のみ、ブリジストンのビームスというやつです。アイアンはミズノのアイアンセットにしました。
次には大丸のゴルフショップへ行き、バック、パター、ウエア、シューズ、ティー、帽子等を買ってきました。
以上揃えて約S$1100(7万7千円)です。価格は日本とほとんど変わらないようです。

自宅のパター練習機
自宅のパター練習機
次は練習です。
シンガポールも日本と同様にゴルフは盛んなため、練習場はあちこちにあります。
私が良く利用するのは、マリーナ・サウスとジュロンカントリークラブです。いずれも料金は50発当たりS$4(280円)くらいで、
最初は練習が肝心と思い、ほとんど毎日会社の帰りに通っています
自宅では時々パターの練習もやっています。
しかし
ゴルフとは難しいもので、本当に思ったとおりにボールが飛んでくれません
負けず嫌いの私はほとんど意地になって毎日練習していますが、なかなか難しいものです。

はじめて1ヶ月たちますが、既にコースには3回行きました。
1〜2回目はマレーシアのStarHills、3回目はバタム島のSouthLinksです。
問題のスコアは、各々168、156、138です。惨たんたるものですが、初心者としてはこんなものなのでしょう。

これからも日々練習に励み、何とか人並みのスコアが出せるように精進するつもりです。

(2002年4月28日)
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