むち打ちの刑は恐ろしい! (2002-07-21)

以前に大麻持込で逮捕された日本人の裁判で禁固8年とむち打ちの刑5回の判決となり、むち打ちの刑は長い棒でお尻を思い切り叩かれる、と書きましたが、このむち打ちの刑について改めて色々聞いてみたら長い棒でお尻を引っぱたくなんてものではないことが分かりました。

罪人はまず「はりつけ」みたいに大の字になって壁に縛り付けられ、頭を保護するために頭にすっぽり袋をかぶせられます。そして何と、
5mくらいの先が二股に分かれている長いむちを2mくらいの大男が思い切り「ぶ〜んっ!」と振り回して罪人の背中をぶっ叩くらしいです。

これは本当に、死ぬほど痛いみたいで(痛いだろうなあ〜!!)、
早ければ1回、普通は2〜3回で気絶するようです。
しかも、ものすごく力を入れてバシッ!とやられるので、1回やられただけで背中に大きなむちの跡が残り2回以上では背中の皮がはがれてきて、
この傷は一生残って消えないようです。

私はこのむち打ちの刑は日本で江戸時代とかにあった100叩きの刑みたいに、衆人環視の前で長い棒でお尻を叩く「お笑い系の刑」かと思っていましたが、どうやらそんな甘いものではなかったようです。
ある人は、もし自分が禁固8年かむち打ち5回かを選べ、といわれたら、無条件に禁固8年を選ぶ、とまで言っていましたが、この逮捕された日本人は両方の刑を喰らうわけですので、あまりにも悲惨です。

とにかくシンガポールでは悪いことはしないようにしましょう(笑)。


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