大麻持込の日本人への裁判 (2002-07-17)
シンガポールは麻薬の持込には非常に厳しい罰則があり、一定以上の量を持ち込むと無条件で死刑になります。
実はこの3月にマレーシアより麻薬を持ち込んだ日本人が逮捕されていましたが、それに対する裁判の判決が最近発表になりました。下記はその記事です。(読売ネットより)
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【シンガポール16日=中津幸久】シンガポール下級裁判所は15日、大麻を密輸したとしてグラフィックデザイナー、XXXX被告(27)に禁固8年、むち打ち5回の有罪判決を言い渡した。
XXXX被告は今年3月、マレーシアから大麻280グラム余を持ち込もうとした疑いで税関で逮捕された。シンガポールでは500グラム以上の大麻を密輸すると死刑が適用される。
(7月16日14:24)
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まあ量が少なかったせいか、死刑だけは免れたようですが、異国の地シンガポールでの禁固刑8年はつらいでしょうね。
でも、追い討ちをかけるように追加されたのは、有名な「むち打ちの刑」です。今時、と思うかもしれませんが、この近代都市シンガポールでは実際にある刑なのです。知ってはいましたが、実際にこういう判決を見るのは始めてです。
もしかしてこの人、日本人として始めてのむち打ちの刑かな?
このむち打ちの刑、ものすご〜く痛いみたいです。長い棒でお尻を思い切り引っぱたくのですから。よって高齢者や体の弱い人にはこの刑は免除されるようです。
この人、自業自得とは言え、ちょっと可哀想な感じがしてきました。
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