こちらに来てからはパソコンに結構ハマっています。やはり日本での趣味のパチンコが出来ないせいか休日にはカメラを持ってどこかへ行くかパソコン遊びをするしかありませんから。会社では長年パソコンを扱っていましたが自宅で持つのは初めてです。

最初に買った富士通のノートPC
最初は取り合えずノートパソコンを買いました。
CPUはペンティアムVの750MHz、HDDは20GB、メモリはSDRAMの128MB(後に256MBに拡張)、モニタは14.1インチ液晶、CD−ROM付き
です。後日、外付けのCD−RW(HP)を購入しました。スピーカはCREATIVEです。
最初はこのスペックで非常に満足していましたが、使うにつれて色々と問題が出てきます。

まずOSはWindowsMe(特注の日本語版)を入れましたがこれがまた安定しないのなんのって! 複数のアプリケーションを立ち上げるとシステムリソースが不足してフリーズして固まってしまいますので、その度に一度電源を落として再立ち上げが必要です。これではあまりにも不便なので、昨年11月に発売になったWindowsXPがその問題を解消していたので、新し物好きの私はすぐ購入して入れ替えました。
また普通のダイヤルアップ接続ではインターネット閲覧が遅いのでADSLに切り替えました。

次の問題はデジカメ画像処理が非常に重たいこと。私のデジカメは400万画素ですがこれを低圧縮で撮影すると(そうしないと画質が落ちるので)1枚あたり2MBにもなります。その処理は流石に重たくて動きが非常ににぶいものでした。
更にはこのHPを作成するために購入したIBMホームページビルダーも結構重い・・・。このあたりの処理を行なうには現在のノートPCのスペックでは明らかに不足しています。

自作した2台目のデスクトップPC
しばらくこれで遊んでいましたが次第にそのスピードの遅さに我慢出来ず、先日(2002年2月)ついに初めての自作パソコンを購入しました。最初はメーカー完成品を買おうと思っていましたが、それでは機能もたいしたことがない割には値段が高く、周りからは自作を強く勧められたので思い切ってチャレンジしてみたのです。こちらにはアキバの雰囲気そのもののシムリムスクエアというパソコン部品専門ショップが並ぶ大型ビルがあるのでそこで買いました。
とは言っても最初から自分で組み立てるのはちょっと自信がなかったので、部品を指定して店で組んでもらいました。

とにかくお金に糸目をつけず(?)速さを求めました。事前勉強では、速くするポイントはCPU、HDD、メモリーで決まり、とのことだったのでスペックは下記としました。

ケースを開けてマザーボードを見た所
・CPU; ペンティアムW 2GHz
      (Northwood 0.13μの最新型)
・HDD; Seagate 60GB 7200rpm ATA100
・マザーボード; ASUSTeK  P4T-E Intel 850 Chip Set
                      (Rambus対応とするため)
・メモリー; 512MB RDRAM (PC800)
・ビデオボード; MSI GeForce2
・モニター; シャープ15インチ液晶
・CD-RW、DVD-ROM、キーボード、マウス、FDD他
・OSは日本で買ってきたWindowsXP HomeEdition日本語版。


あとはついでにスピーカも買い換えました。(ALTEC 140W  4+1)
なお本体は机の下に置いています。

普段は足元に置いている本体
流石にこれは速いです。重いソフトも画像処理もサクサク動きますので快適です。
最初のノートに比べると月とすっぽんです。
自作の良さは自分で自由にデバイスを追加したり変更出来ること。ケースを開けてネジをはずして付け替えればいいのですから簡単です。最初はDVDは付けていなかったのですが、買った翌日には早速追加したのです。それに合わせてスピーカも290S$(約2万円)でいいやつに変えました。

価格は以上のスペックで、OS込みで25万円程度と安く出来ました。これをメーカー完成版で購入していたら恐らく40〜50万円くらいはしていたでしょう。ちなみに最初のノートはあれだけ遅いスペックなのに同じく25万円でした! かくも自作は安いのです。現在、非常に満足しています。

しばらくは新しい部品を求めてシムリムスクエアを徘徊する日が続きそうです。

なおここに至るまで会社のやったらパソコンに詳しい先輩に色々教えてもらいました。やはり自己流ではなくキチンと詳しい人に聞いてからチャレンジしたのが正解です。
( Special thanks for my teacher ; Ishikawa-san )
(自作パソコンのスペックは「stream自己紹介」の「趣味(パソコン)」に掲載しています)

(2002年2月23日)

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